2012年11月9日金曜日

宇宙の始まり

b.ビッグバンの証拠




 宇宙のあらゆる方向から、ほとんど同じように3K(3ケルビン、正確には2.735K=-270.425℃)の温度の物体が出す電波が観測される(1965年アメリカ・ベル研究所のA.ペンジアス、R.ウィルソンが初めて観測)。これを宇宙背景マイクロ波放射(宇宙背景放射)という。この電波は、すごく小さかった初めの火の玉宇宙を満たしていた超高温の光(物体の温度が高いほど波長に短い光を出す)が、宇宙が現在まで膨張して冷えた結果波長が間延びして電波になり、その波長が3Kに相当するといわれている。昔の火の玉宇宙の名残りなのである。つまり、現在の冷えた宇宙は約3Kの温度で、その温度の物体が出す電磁波といってもよい